悲しみのたけのこ
季節モノを楽しもう!
STAY HOMEが叫ばれて久しい今日この頃、お題「#おうち時間」を楽しむといえば、意識高い系女子のちょちょとしては、ゆったりお料理でも嗜もうかしらというところです。
とある週末、いつもお世話になっている激安スーパーにそれはありました。
そう、たけのこです。
北国に住むちょちょにとっては、たけのこと言えば、小さい頃から細いやつ(千島笹のたけのこ)です。
なので、このような図太いたけのこが存在しており、さらに存在するどころか、たけのこと言えば一般的にはこっちの図太い孟宗竹の方である、と知ったときには本当にカルチャーショックを受けたものでした。。
春といえば、たけのこらしい
北国の住民に馴染みのある細いたけのこについては、その昔は祖母と一緒に山でたけのこ取りをしたような記憶もありますが、旬は5〜7月くらいだそうです。
収穫したあとも、瓶詰めにして保存して季節問わず食べていたので、”春の食べもの”というイメージはなかったのですが・・・。
大人になって知りました、春と言えばたけのこ、そして、たけのこと言えば、たけのこご飯なのですね!
大学生の頃、サークルで一緒だった九州出身のお姉さんが、ある春の日にたけのこご飯を作って差し入れに持ってきてくれたことがありました。
そのときのたけのこご飯の美味しかったこと・・・
憧れのたけのこご飯を作ろうと、した
北国にある近所の激安スーパーでさえも、孟宗竹を扱うのですから、ありがたい時代ですね。
発見して意気揚々、購入してみました。
お姉さんのたけのこご飯を思い出し。
調べてみたら、孟宗竹はアク抜きが必須とのこと。
そうなのか・・・
アク抜き、しましたよ。
見慣れないイボイボに恐れおののきながらも、なんとかさばいて鍋に入れました。
浮かんでくるので落とし蓋もして。
(ご丁寧にたけのこに米糠も付属しておりました。唐辛子も入れたよ。)
じっくりしっかり1時間くらい茹でたあと、ちゃんと冷ますのに一晩おきました。
なんなら、翌朝寝坊してすぐ仕事に出なければならなかったため、その日の晩までおかれてしまいました。(←)
穂先は縦薄切りに、根元は横薄切りにして、さぁご飯に投入だ。
その前に一つ味見をしてみよう。
たけのこの逆襲
ま、まずい・・・!
驚きました。驚くほどまずいです。苦いというかなんというか。
これが噂の「えぐみ」というやつですか。
高畑充希ちゃんも、インスタにアップしていました。
たけのこご飯を作ったけれど、たけのこが”えぐえぐのえぐ”だと。
高畑充希ちゃんも失敗するくらいだもの、そりゃ私もそう簡単にはできないよね。
いえ、分かってるんです原因は。
実は、このたけのこ、買ってから1週間放置していたのです。
(注;冷蔵庫には入れていましたよ。)
後から調べてみたら、たけのこは収穫されたそのときから、どんどんエググなっていくものなのですってね。
遠い本州から、北国の激安スーパーに並ぶまでに、相当エグくなっていたでしょうけれども、そこからさらに1週間放っておかれたんです。
そりゃエグくもなりますよね・・・。
たけのこ、ごめん。
美味しく食べてあげられなくてごめん。
またいつかリベンジしたいと思います。