My Favorite Things

意識高い系30代女子のライフログ

月経カップレポートvol.3---月経カップ・布ナプキン・紙ナプキンを比較してみた

f:id:chocho88:20200510210345j:plain

そういうわけで月経カップを手に入れて早2ヶ月経ったところです。

生理を2回経てすっかり月経カップのとりこになったわけですが、月経カップのどこが良いのか、布ナプキン、紙ナプキン(ケミカルナプキン)と比較する形でまとめてみます。

 

 

ちなみに、わたしの生理ライフは、初潮が小学5年生のとき(10歳か11歳)で、普通のケミカルナプキンを使い始め、大学生のとき(20歳を越えたくらい)のときに布ナプキンをメインに使い始めたので、

 

ケミナプ歴:20数年

布ナプ歴:10数年

月経カップ歴:3ヶ月

 

というところです。

 

※愛用中の布ナプキンに関しては別途記事を書こうと思いますが、白うさぎのMサイズを5枚使っています。

 

 

 

3者の比較を表にまとめるとこのような感じです。

 

月経カップ

布ナプキン

ケミカルナプキン

①着用感

×

②着用方法

③お手入れ

×

④−⑴価格(単価)

×

④−⑵価格(10年)

×

⑤エコ

×

⑥身体への影響

○?

×?

 

 

①着用感

とにかく、ケミナプといえば、ムレとかゆみとの戦いです。

違和感ありあり。これだけで生理がブルーになります。

それが、初めて布ナプを使ったときにはなんとびっくり、ムレもかぶれもしません

口コミとかでは、「温かい」と言っている方もいますが、わたしはそれほど温かさは感じません。でもケミナプのような不快感は全くなく、さらっとしています。

そして、月経カップはというと、うまく膣に収まってしまえば、ほぼ何の違和感もありません。普通の日と同じ。これは画期的なことです。

布ナプも不快感はないけど、モコモコ感はあります。スキニーパンツを履いたらお尻がモコっとするかなという感じ。

そういう意味で、着用感は月経カップが一番です。

 

②着用方法

これは圧倒的にケミナプが楽ちんです。シールで下着にペタッと貼るだけ。

布ナプは、どんなタイプを使うかによって違いがあります。

わたしが使っているのはただの四角い布なので、三つ折りにして下着に乗せるだけです。

簡単だけど、ケミナプと違って下着を下ろしたときに落ちやすいので、注意が必要です。

いわゆるナプキンの形をしたスナップボタンのついたタイプなら、落ちることはないと思います。

それらと比較すると、月経カップを膣の中に入れるというのは、やはり大変です。

たとえ慣れたとしても、下着に乗せるだけに比べると、どうしても煩わしく感じてしまうと思います。

 

③お手入れ

これもやっぱり圧倒的にケミナプに軍配が上がります。

何と言っても捨てるだけです。

一番大変なのは布ナプです。洗濯機で洗うだけでは経血が落ちきらないので、予洗いが必須です。

セスキ炭酸ソーダに一晩つけておけば綺麗に落ちますが、この一手間はやはり大変かと思います。

それに比べて月経カップは、水ですすげばよいだけなので、布に比べれば日常のお手入れは楽です。

ただし、その月の使い始めには煮沸消毒をしなければなりません。これも少し大変です。

 

④価格

サイズやメーカーによりますが、大体ケミナプが1枚10円以下、布ナプが1枚500円(わたしの使っているもの、通常はもっと高いです)、月経カップが5000円というところ。

月経カップは、気軽に買えるお値段ではないですよね。

でも、10年間使うことを考えると、例えばケミナプは1年で3000円(1回の生理で、1日5枚×5日使った場合)、10年で30000円になります。

布ナプはわたしの場合は5枚持ってるので2500円、月経カップはそのまま5000円で、どちらも1回買えば10年もつとすると、布ナプや月経カップの方がずっと経済的と言えます。

ただし、布ナプも月経カップも、自分の身体に合うものと、1回で出会うとは限りません。これよりもお金はかかると思った方が良いと思います。

 

余談だけど、布ナプって10年も使えるの!?と思うかもしれませんが(実際買ったときは10年も使うなんて思ってなかったけど)、気づいたらわたしはとっくに10年経過していました。

そしてまだまだ使えそうです。

 

⑤エコ

環境への配慮は今の時代考えなきゃならない観点です。

ケミナプはゴミを出し続けることになってしまうので確実にエコではないです。

布ナプと月経カップも、経血を洗うときに水は使っちゃうという面はありますが。

 

⑥身体への影響

これは自分の身体で実感したことではないけれど、ケミナプは化学物質が入っているので、デリケートゾーンに直接触れさせるのは身体に良くない、と考えている人もいます。

あと、月経カップは、直接膣に入れるので、入れる前は手を清潔にしないと、菌が入るリスクがあります。(←これは事実その通りだと思う。)

それさえ気をつければ、医療用のシリコンを使っているので、身体に害はないはずです。

 

 

まとめ 

結局のところは、どの項目が自分にとって一番重要度が高いのか、ということだと思います。

 

私個人の意見としては、ケミナプの使用感(ムレ・かゆみ)が本当に不快感が大きいです。

なので、多少使用方法や手入れが面倒であっても、月経カップや布ナプキンの方が、ずっと快適に生理ライフを過ごせます。

 

月経カップと布ナプキンのどちらがいいかと言えば、使用感的にはどちらでも可ですが、お洗濯の手間を考えると月経カップに軍配かなぁというところです。

膣に入れるのは、パンツにナプキン置くだけと比べれば、やっぱり大変ではあるんですけどね。

 

ということでわたしの現在の生理ライフは、メイン月経カップ、サブ布ナプ、一応ケミナプも常備はしておく、という感じです。

※2019年7月以降、月経カップの使用は中断中です。

 

ですが、使用方法とか手入れの楽さが何よりも一番!その方がストレス少なく生理期間を過ごせる、と感じる人であればケミナプを選べばいいし、このように選択肢がいろいろあるのはすごくありがたい世の中だと思う。

 

透明のを愛用中。

 

いろいろ使ったけど結果ただの四角い布が一番よかったです。5枚愛用中。

 

よろしければこちらもどうぞ。

 

chocho88.hatenablog.com

chocho88.hatenablog.com

chocho88.hatenablog.com

chocho88.hatenablog.com

chocho88.hatenablog.com